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各国女性議員や市民団体との連携
■2006年9月 ビルマ女性連盟主催 国際シンポジウム
ビルマ女性連盟主催 国際シンポジウム
「花咲く未来を拓くアジアの女性たち」
8月10日(木)文京シビックセンター小ホールにて

ビルマ、日本、韓国の3カ国によるシンポジウムで、テーマは「アジアの女性運動の現状と未来」。コーディネーター兼パネリストとして、木村が「日本の女性解放の歩み」と「女性の政治参画の状況」を説明した。特に女性解放運動の先駆者というべき平塚らいてうの「青鞜」と市川房枝さんの婦人参政権の獲得運動に絞って20分ほど話したあと、ビルマ女性連盟のチョチョアイさんが映像を使いながら「ビルマの民主化運動について」話し、「軍事政権下のビルマは女性と子どもが特に将来の見えない厳しい状況の中で暮らしている」と訴えた。当会会員でもある孫明修(ソン・ミョンス)さんは在日3世だが、孫さんは韓国の民主化運動に詳しく、その中で女性運動がいかに発展して来たかを映像を使って話した。ジャーナリストの重川氏は自身の父子家庭の体験から女性解放は男性解放なくてはできないということを強調し、イランのサミラ・マフマルバフ監督の映画「午後5時」に触れ、「男に政治を任せておいてはだめだ」と熱弁をふるった。韓国とビルマ両国とも時の軍事政権に抵抗し、命を削るような民主化運動と共に女性運動も進められたという厳しい状況に比べると日本の女性運動の弱さを痛感。孫さんの「韓国の女性運動はマッチョである」という名言は妙に説得力があった。

また、報道の自由がないビルマでも、韓国、日本でもこうした閉塞状況を打開するためには、真実を報道するジャーナリズムの責任は大きいということにまでディスカッションが進んだ。

休憩後は今なお軟禁状態のアウンサンスーチーさんのメッセージビデオが流され、「民主化のために一人一人が働かなければならない」スーチーさんの言葉に胸打たれた。
福島みずほ参議院議員からも「終りのない夜はない。…多くの自由、人権、民主主義を求める皆さんと心を一つにして共にがんばりましょう」という励ましのメッセージが届き、木村が読んだあとチョチョアイさんがビルマ語に訳して紹介した。

民族舞踊と民族音楽の夕べ
夜の第2部は色鮮やかな衣装をまとった民族舞踊とスーチーさんへの応援歌などの民族音楽などでにぎやかに盛り上がった。
 
●ビルマ豆知識
ビルマは長く英国の植民地だったが、(日本も1942年から1945年まで占領支配)1948年ビルマ連邦として独立した。だが、その後1988年から軍事政権時代に突入し、日本政府はこの軍事政権(国名をミャンマーとした)を承認している。この軍事政権下で、教育費は国の予算のわずか0.3%、小学校から中学へ進める子は約半数で、5歳以下の子どもは36%が栄養不足であり、しかも40万人の軍隊のうち7万人が子ども兵であるという事実は震撼させられる。女性への暴力とりわけ、少数民族の女性たちへの迫害は国連(CEDAW)にも報告されており、今日の活動も国連に報告するレポートの中に入れるということだ。
ビルマには女性の国会議員が15人いたけれど、国会は閉会状態で、ほとんどの議員が身の危険を感じて国外に逃亡 している。その中の73歳の高齢の女性議員は7年間、軍事政権に収容されていた。今はタイにいて、国外から憲法をつくる委員会(国民会議)の立ち上げを目指して活動し、国連でのロビー活動なども行っている。その憲法の草案には女性議員を30%にするクォータ制を入れたいということだ。
報告 木村民子

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